商品先物取引の金ミニ取引
金ミニ取引とは、東京工業品取引所に上場されている金現物先物取引が10分の1サイズにされた取引です。サイズが小さくなっていることで、個人の資産運用としても資金的に導入しやすい商品になっています。
通常の金先物取引ですと、証拠金は最低でも90,000円用意する必要がありますが、この金ミニ取引の場合ですと、12,000円で始めることができます。この金額でしたら無理なく用意することができますので、商品先物取引をやってみたいと考えていても資金的に勇気が出なかったという方にとっては嬉しい金額です。
また、金先物取引に比べて、金ミニ取引の場合は、レバレッジが小さいというのも特徴です。金先物取引は証拠金の30倍程度の価格の金を取引していますが、金ミニ取引では10倍程度に抑えられており、ハイリスクハイリターンの傾向を緩めています。
金先物取引は、社会不安などの原因となり得るような事件やニュースがあった場合にも価格が下落しないことや、インフレになっても預貯金のように価値が目減りしないこと、そして金そのものに価値が認められていることなどの理由により、商品先物取引の中でもとても人気のある商品です。そんな金の先物取引ですが、倍率が大きすぎることが、個人投資家が取引を躊躇する理由の大きなものだったそうです。
それがサイズも縮小して証拠金も安くすみ、倍率も10倍程度に抑えられるということで、個人投資家にとってはとても取引がしやすくなったと言えます。また、金の商品としての安定性や、取引されている市場の健全性などからも、資産のうちの10%程度は金で持っておくということを推奨しているフィナンシャルプランナーもいます。
このように資産の保険にもなり得る金を従来より手軽に取引できるというのは、とても大きなメリットです。しっかりとした資産の形成と運用を行いたいと考えている個人や、商品先物取引初心者にとって、金ミニ取引は比較的始めやすく、利用しやすい商品と言えます。