商品先物取引の限月とは
商品先物取引は取引期限が6ヶ月や1年というように決められています。そしてこの取引期間の最後の月は限月といい、限月の最終日を納会日といいます。
限月は1年間に6回あります。例えば金の場合は2月・4月・6月・8月・10月・12月です。
呼び方はそれぞれ2月限・4月限・6月限・・・というようになります。実際にこの言葉を使おうとすると「12月限を1枚買おうかな」などというような言い回しになります。
商品先物取引を行う時は、この限月までに、買った商品を転売する、もしくは売った商品を買い戻す、という一連の流れを取らなければなりません。もしもこの時、買った商品を転売しなかったら商品の全ての代金を支払って現物を受け取ることになりますし、売った商品を買い戻さなかったら商品をどうにか調達して渡さなければなりません。
そのため、今が6月なのに8月が限月の取引をした場合には、8月末までに買ったものは転売を売ったものは買戻しをしなければならないのです。そのような短期間では利益が出ないということも起こり得ますし、そのため売りたくても売れないというような事態に陥ってしまうこともあるようです。
あえて締め切り間近の取引をするという手法を取る方もいるようですが、もしも商品先物取引初心者であるといった場合には、締め切りが最も遠くなるような取引を行うのが、基本的には良いようです。これにはもう1つ理由があって、締め切り月に近くなると流動性が悪く値動きが激しくなる傾向があるからです。
また、取引期間が短いとその分売買のタイミングの機会も減ってしまいます。そうなると、利益が出ていないのに決済しなければいけない、なんていうことにもなりかねません。
ねらい目のタイミングを見計らうチャンスのためにも、時間はある程度確保する必要があります。締め切り間近は何でもそうですが、忙しいうえに判断が難しいものです。
商品先物取引も同じですので、できるだけ締め切りまでは余裕のある取引を行うのがベターです。